【米子市宗像】6月20日にオープンした三日月商店に行ってきました【激辛味噌ラーメン】
尼子家再興に人生を賭し、三日月に『われに七難八苦をあたえ給え』と祈った尼子十勇士のひとり、山中鹿之助。
その山中鹿之助が味わった深い人生を、ラーメンの形にして味わえると聞き、やってきました三日月商店。以前は尼子家本拠である月山富田城所在地、安来市広瀬町にあったそうですが、2020年6月20日に伯耆の国米子市に進軍移転したようです。
店内に入ると、色々な文言が目に入りました。
『尼子心中』というメニューが目を引きます、特に右側の文言は・・・
『麺屋の情は如何にも無惨 あたける客に貸す耳もなし いとし喉元 炙るのは 未練に濡れる紅唐辛子(あかい いと) せめてこの麺で啜(き)って嚥(す)てよう 無様に絡む地獄の糸を・・・ 此にて大詰 〆の段 舌切鋏血染喉(したきりばさみ ちぞめののどぶえ)』
うーむ、恐ろしい・・・どうやらこの『〆の段』が一番辛いラーメンのようですね。
しかし、私はそれほど辛さに強くは無いのです。(某カレーチェーン店ですと、5辛が何とか完食できる程度)
ここは、『辛さに強い連れ』に、『尼子心中(〆の段)』に挑戦してもらいましょう。
注文するとすぐに、厨房の方から、『ホントにー?』という声が聞こえて参りました。そんなに辛いのかと、連れも不安そうです。
こちらが、私が注文した『尼子心中(序の口)』です。うん、ピリ辛の中に味噌のコクが感じられるラーメンでおいしいです。
次に、連れが注文した『尼子心中(〆の段)』がやってまいりました・・・
!!!何か・・・赤い固形物の数がまるで違うような・・・
それでは一口頂戴してみます。怖いので麺を1本だけ・・・
『ゴホッゴホッ!!!!』め、麺が辛くてすすれない!
連れは本当にこのラーメンを食べれるのだろうか? 連れ『うん、辛いけどおいしい!』私『・・・』
そこで厨房から、『大丈夫ですかー?』と気遣いを示してくださりながら店員さん登場。色々『尼子心中(〆の段)』についてお聞きしてみました。
◎唐辛子は数種類、1杯に計100㌘以上は入っている
◎世界で現在一番辛いと言われる、『キャロライナリーパー』も使用している
◎これまで完食したのは4,5名のみ
◎さらに辛いラーメン作成も検討している
との事です。
うーむ、恐ろしい・・・めでたく私の連れも、『数少ない完食者』の一人になることができましたとさ、めでたしめでたし。
しかし『三日月商店』は決して激辛専門店ではなく、別の機会に頂いたこちらの『牛肉そば』は、しっかりと味のしみ込んだ牛肉がジューシーでとても美味しかったです。
その他のメニューはこちらになります。
こちらはホルモン煮込み。大ぶりにカットされたショウガが効いておりました。
元気で愛想の良い店員さんが出迎えてくれ、美味しいラーメンを提供してくれる『三日月商店』の場所はこちら↓↓↓